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愛媛県議会に「首相主催の『桜を見る会』疑惑の真相解明を求める意見書」を提出。議会最終日の11日、私が提出者を代表し、その趣旨を説明しました。否決されましたが、反対討論はありませんでした。

 

 ただいま、上程されました、議発第7号議案―首相主催の「桜を見る会」疑惑に関する真相解明を求める意見書―について、提出議員を代表して、趣旨を、説明をいたします。

 この問題での世論調査を見てみますと、朝日新聞、首相の説明には「納得できない」が68%。共同通信では、首相の発言を「信頼できない」が69.2%となっています。

 毎日新聞12月4日付の社説では「公金で催される政府行事が首相ら政権党の支持者をもてなす事実上の選挙活動に利用されていた疑惑だ。首相がその気になれば真相解明が進むのに、説明から逃げるから、さらに疑惑が深まる」と強調。昨日の愛媛新聞社説でも「『逃げ切り』は許されない」と厳しく指摘しています。

 菅官房長官自身が会見で、「残念ながら国民から理解されていない」と認めておられるように、説明は尽くされておらず、これで幕引きとはいかない。それが、県民・国民の世論だと考えます。

 総理大臣主催の「桜を見る会」は「各界において功績、功労のあった方々を招き、日頃の労苦を慰労する」目的で、長年おこなわれてきましたが、それを大きく変貌させてしまったのが安倍政権です。

 意見書にあるようにまず、財政民主主義を無視したものであることです。

 安倍政権のもと、2014年、「桜を見る会」の支出額は、3千5万円で予算の1.7倍にもなり、今年、2019年は参加者で1万8千人をこえ、支出額は5,520万円と、予算の3倍をこえる事態になっています。毎年、予算超過を当然のごとく拡大させることは大きな問題です。

 第二に、反社会的勢力も「桜を見る会」に招待されていたという問題です。

 2015年、悪徳マルチ商法で、それまでも、消費者庁から何度も指摘を受けていたジャパンライフ元会長にも、「桜を見る会」への招待状が届き、この招待状を、巧みに利用し、結果として被害が拡大したことは、否定できない事実です。ジャパンライフ元会長は「総理枠」で招待されていたことが、濃厚となっています。全国各地で被害者の方が、この「桜を見る会」に招待されたことを大々的にアピールしていたということを、それを信用してしまったということを証言されています。

 安倍首相の責任は重大です。なぜ、このような人物が招待されたのか、「名簿を破棄したのでわからない」では済まされない問題です。

 第三に、公文書は、民主主義の根幹をささえる国民共有の財産です。ところが、内閣府は、野党議員から資料要求のあった1時間後に、招待者名簿などを破棄していました。誰が見ても、証拠隠滅をはかったものとしか言いようがありません。森友、加計問題などから、公文書管理の重要性があれだけ、確認されていたにも関わらず、であります。

 官僚と言われる方々、霞が関が、公文書という国民共有の財産を守るよりも、時の権力者への忖度を優先するならば、国会という行政監視機能は機能しなくなり、まさに、日本の民主主義が危機的状態にあると言わなければなりません。

 最後に、安倍首相自身にも、「桜を見る会」前日に安倍後援会が都内ホテルで開いた「前夜祭」をめぐり、首相の政治団体の収支報告書に記載がないことについても、疑惑が残っております。

 「桜を見る会」をめぐる国政の私物化にかかわる様々な疑惑を徹底して解明することなくして、公正・公平な行政の回復にはなりません。民主主義という根幹を取り戻し、正常に機能させていくためにも、立場の違いをこえ、地方から声をあげていくことが、いよいよ必要です。

 議員各位のご賛同をお願いし、説明を終わります。ご清聴ありがとうございました。

author:田中かつひこ, category:活動の記録, 10:58
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